Doslib

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DOSLib は、AutoCAD や BricsCAD に含まれている LISPプログラミング言語にない機能を提供する LISP 関数のライブラリ。（著作権：Robert McNeel & Associates, Dale Fugier）

（うちの GzLib もこれと同じような発想で始めたところがある。） だいたいの内容は VL系関数で事足りるので、今となっては不要なものも結構ある。

• 元サイト： https://wiki.mcneel.com/doslib/home
• オープンソース化されてる >> https://github.com/dalefugier/DOSLib
• ドキュメントは github の wiki に >> https://github.com/dalefugier/DOSLib/wiki
• BricsCAD では一部が標準的に組み込まれている。

DOSLib では、次のような LISP関数が使えるようになる。

ドライブ

ドライブを確認し、ドライブを変更し、使用可能なディスク容量の確認。

• dos_chkdsk - ドライブ容量統計を返す。
• dos_drive - 現在のドライブを返すか変更する。
• dos_drivep - ドライブの存在を確認する。
• dos_drives - 使用可能なドライブのリストを返す。
• dos_drivetype - ドライブのタイプを返す。
• dos_filesys - ドライブのファイル システム タイプを返す。
• dos_format - 使用するディスクまたはディスケットを準備する。
• dos_label - ドライブのボリューム ラベルを返すか設定する。
• dos_serialno - ドライブのシリアル番号を返す。

パス

パス仕様の操作。

• dos_absolutepath - 相対パスを絶対パスに変換す。
• dos_compactpath - 特定の文字数内に収まるようにパスを切り詰める。
• dos_expandenv - 環境文字列を現在のユーザーに対して定義された値に置き換える。
• dos_fullpath - 部分パスを完全修飾パスに変換する。
• dos_ispathnetwork - パス文字列がネットワーク リソースを表すかどうかを判断する。
• dos_ispathrelative - 相対的かどうかを判断する。
• dos_ispathroot - パスがディレクトリ ルートであるかどうかを判断する。
• dos_ispathsameroot - 2 つのパスに共通のルート コンポーネントがあるかどうかを判断する。
• dos_ispathslow - ファイル パスが待ち時間の長いネットワーク接続であるかどうかを判断する。
• dos_ispathunc - パスがサーバーおよび共有パスに対して有効な UNC であるかどうかを判断する。
• dos_ispathurl - パスがサーバーおよび共有パスに対して有効な UNC であるかどうかを判断する。
• dos_localpath - 指定された UNC パスに現在マップされているローカル パスを返す。
• dos_longpath - 短いパス名を長いパス名に変換する。
• dos_makepath - コンポーネントから単一のパスを作成する。
• dos_path - 現在の検索パスを返する。
• dos_pathbackslash - パス文字列の末尾のバックスラッシュを追加または削除する。
• dos_pathextension - パス文字列から拡張子を追加、変更、または削除する。
• dos_pathquotes - パス文字列から周囲の二重引用符を追加または削除する。
• dos_relativepath - あるファイルまたはフォルダーから別のファイルまたはフォルダーへの相対パスを作成する。
• dos_shortpath - 長いパス名を短いパス名に変換する。
• dos_splitpath - フルパス名を 4 つのコンポーネントに分割する。
• dos_uncpath - パスまたはファイル名を UNC パスまたはファイル名に変換する。
• dos_unexpandenv - 特定のフォルダー名を、それに関連付けられた環境文字列に置き換える。

フォルダ

フォルダの作成、名前の変更、削除、選択、および変更。 特別なオペレーティングシステムフォルダを返す。

• dos_chdir -現在の作業ディレクトリを変更する。
• dos_deltree -ディレクトリとそのすべてのサブディレクトリを削除する。
• dos_dirattrib -ディレクトリ属性を返すか設定する。
• dos_dirp -ディレクトリの存在を確認する。
• dos_dirsize -ディレクトリのサイズを返す。
• dos_dirtree -ディレクトリとサブディレクトリのリストを返する。
• dos_getdir -Windows の「フォルダーの参照」ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_mkdir -新しいディレクトリを作成する。
• dos_pwdir -現在の作業ディレクトリを返す。
• dos_rendir -既存のディレクトリの名前を変更する。
• dos_rmdir -ディレクトリを削除する。
• dos_specialdir -特別なディレクトリのパスを取得する。
• dos_subdir -サブディレクトリのリストを返す。
• dos_sysdir -Windows システム ディレクトリのパスを取得する。
• dos_tempdir -一時ディレクトリのパスを取得する。
• dos_windir -Windows ディレクトリのパスを取得する。

ファイル

ファイルのコピー、削除、移動、名前変更、および選択。 ディレクトリリストを取得し、ファイルの複数のインスタンスを検索して検索し、ファイル属性の変更。

• dos_attrib -ファイル属性を返すか設定する。
• dos_copy -ファイルをコピーする。
• dos_delete -ファイルを削除する。
• dos_dir -ファイルのリストを返す。
• dos_dos2unix -DOS 形式のファイルを Unix 形式のファイルに変換する。
• dos_emptyrecycle -Windows のごみ箱を空にする。
• dos_encrypt -ファイルをパスワードで暗号化する。
• dos_file -詳細なファイル情報を返す。
• dos_filecrc -ファイルの巡回冗長検査 (CRC) を計算する。
• dos_filedate -ファイルと日付のリストを返す。
• dos_fileex -ファイルの拡張情報を返す。
• dos_fileinfo -ファイルのバージョン情報を返す。
• dos_fileowner -ファイルの現在の所有者を返す。
• dos_filep -ファイルの存在を確認する。
• dos_filesize -ファイルとサイズのリストを返す。
• dos_find -ファイルのインスタンスを再帰的に検索する。
• dos_getfiled -単一選択ファイルのダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getfilem -ファイルの複数選択ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getfilenav -AutoCAD スタイルのファイル選択ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_mergefiles -2 つ以上のファイルを 1 つのファイルにマージする。
• dos_move -ファイルを移動する。
• dos_openp -ファイルのオープンステータスをチェックする。
• dos_readdelimitedfile -区切り文字で区切られたテキスト ファイルをディスクから読み取る。
• dos_readtextfile -ディスクからテキスト ファイルを読み取る。
• dos_recent -Windows の最近使用したドキュメント リストに追加またはクリアする。
• dos_recycle -既存のファイルを Windows のごみ箱に送る。
• dos_rename -ファイルの名前を変更する。
• dos_search -パスに沿ってファイルを検索する。
• dos_tempfile -一時ファイルの名前を生成する。
• dos_touch -ファイルの日付と時刻を設定する。
• dos_unix2dos -Unix 形式のファイルを DOS 形式のファイルに変換する。
• dos_writetextfile -文字列のリストをテキスト ファイルに書き込む。

印刷

デフォルトのプリンタを取得および設定し、印刷ファイルをスプールする。

• dos_getprn -現在の Windows プリンタを返す。
• dos_printers -Windows プリンターのリストを返す。
• dos_setprn -現在の Windows プリンタを設定する。
• dos_spool -ファイルを Windows プリンタにスプールする。

構成

Windowsスタイルの初期化（INI）ファイルを操作し、Windowsレジストリにアクセスする。

• dos_getini -Windows INI 形式のファイルから値を返す。
• dos_regaddkey -Windows レジストリに新しいキーを追加する。
• dos_regdel -Windows レジストリからキーまたは値を削除する。
• dos_regdelkey -Windows レジストリからキーを削除する。
• dos_regdelval -Windows レジストリから値を削除する。
• dos_regenumkeys -Windows レジストリからキーを列挙する。
• dos_regenumnames -Windows レジストリから値の名前を列挙する。
• dos_regget -Windows レジストリから文字列値を返すか、値名を列挙する。
• dos_reggetint -Windows レジストリから整数値を返す。
• dos_reggetstr -Windows レジストリから文字列値を返す。
• dos_reggettype -Windows レジストリ内のエントリの値のタイプを返す。
• dos_regkey -Windows レジストリから値の名前を列挙する。
• dos_regset -Windows レジストリの文字列値を変更する。
• dos_regsetint -Windows レジストリ内の整数値を変更する。
• dos_regsetstr -Windows レジストリ内の文字列値を変更する。
• dos_setini -Windows INI 形式のファイルに値を設定する。

プロセス

オペレーティングシステムのコマンドまたは他のプログラムを実行する。

• dos_command - 内部コマンドを返する。
• dos_execute - 外部プログラムを実行する。
• dos_exewait - プログラムを実行し、完了を待ちする。
• dos_processes - 実行中のプロセスのリストを返する。
• dos_shellexe - プログラムまたはファイルを開くか印刷する。

インターフェイス

ユーザーから文字列、整数、実数、リストを取得する。 Windowsメッセージボックス、進行状況メーター、およびスプラッシュ画面を表示する。

• dos_checklist - チェック可能なリスト ボックスを含むダイアログ ボックスを表示する。
• dos_combolist - コンボ リスト ボックスを含むダイアログ ボックスを表示する。
• dos_duallist - 包含/除外リスト ボックスを含む大きな Windows ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_editbox - 複数行の編集コントロール ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_editlist - 編集可能なリスト ボックスを含むダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getcancel - キャンセル ボタンのあるモードレス ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getcolor - 色選択ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getdate - 日付選択ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getint - 以下と同等のダイアログボックス getint.
• dos_getpassword - パスワード入力ダイアログボックスを表示する。
• dos_getprogress - 進行状況メーターを備えたモードレス ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_getreal - getrealと同等のダイアログボックス版。
• dos_getsecret - コマンドラインからパスワード文字列を取得する。
• dos_getstring - getstringと同等のダイアログボックス版。
• dos_htmlbox - ダイアログ ボックスに Web ページを表示する。
• dos_htmlboxex - モードレスの大きなダイアログ ボックスに HTML Web ページを表示する。
• dos_htmldialog - HTML を表示するダイアログ ボックスを作成する。
• dos_listbox - リスト ボックスのあるダイアログ ボックスを表示する。
• dos_msgbox - メッセージ ボックスを表示する。
• dos_msgboxchk - 「このダイアログ ボックスを表示しない」メッセージ ボックスを表示する。
• dos_msgboxex - 拡張メッセージ ボックスを表示する。
• dos_multilist - 複数選択リスト ボックスを含むダイアログ ボックスを表示する。
• dos_orderlist - 順序付け可能なリスト ボックスを備えた大きな Windows ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_popupmenu - コンテキスト メニュー、またはポップアップ メニューを表示する。
• dos_proplist - プロパティ リスト ボックスを含むダイアログ ボックスを表示する。
• dos_splash - モードレス スプラッシュ スクリーン ビットマップを表示する。
• dos_traywnd - ポップアップ トレイ ウィンドウを表示する。
• dos_waitcursor - 砂時計カーソルを操作する。

文字列

文字列のトークン化、文字の抽出、文字の検索、文字の挿入、削除、置換、および文字のトリミング。

• dos_strcase - この文字列内のすべての文字を大文字または小文字に変換する。
• dos_strcat - 複数の文字列を連結する。
• dos_strchar - 指定された位置の文字を返すか、設定する。
• dos_strcmplogical - 2 つの文字列を論理的に、または自然に比較する。
• dos_strcompare - 2 つの文字列を比較する。
• dos_strcull - 文字列のリストから重複する文字列をカルリングまたは削除する。
• dos_strdelete - 文字列から 1 文字以上を削除する。
• dos_strclusion - セットに含まれていない文字のみを含む部分文字列を抽出する。
• dos_strfind - より大きな文字列内の文字または部分文字列を検索する。
• dos_strfindoneof - セットから最初に一致する文字を検索する。
• dos_strformat - sprintf C ランタイム ライブラリ関数と同様に文字列をフォーマットする。
• dos_strformatcurrency - 数値を通貨文字列としてフォーマットする。
• dos_strformatdate - 数値を日付文字列としてフォーマットする。
• dos_strformatnumber - 数値を数値文字列としてフォーマットする。
• dos_strclusion - セット内の文字のみを含む部分文字列を抽出する。
• dos_strinsert - 文字列内の指定されたインデックスに部分文字列を挿入する。
• dos_strischar - 文字の条件をテストする。
• dos_strleft - 文字列の左側の部分を抽出する。
• dos_strlength - 文字列内の文字数を返する。
• dos_strmatch - 文字列をワイルドカード文字列と照合する。
• dos_strmid - 文字列の中間部分を抽出する。
• dos_strregexp - 正規表現を使用して文字列を解析する。
• dos_strremove - 指定された文字を文字列から削除する。
• dos_strreplace - 指定された文字を他の文字に置き換える。
• dos_strreverse - この文字列内の文字を反転する。
• dos_strreversefind - より大きな文字列内の文字を検索する。 最後から始まる。
• dos_strright - 文字列の右側の部分を抽出する。
• dos_strsort - 文字列のリストを並べ替える。
• dos_strtokens - トークンの文字列をリストに変換する。
• dos_strtrim - 文字列から先頭と末尾の文字を削除する。
• dos_strtrimleft - 文字列から先頭の文字を削除する。
• dos_strtrimright - 文字列から末尾の文字を削除する。

数学

三角関数の計算、ベクトル操作、統計分析など。

• dos_abs - 数値の絶対値を返す。
• dos_acos - 数値の逆余弦 (逆余弦) を計算する。
• dos_acosh - 逆双曲線余弦を計算する。
• dos_anglebetween - 2 つのベクトル間の角度を計算する。
• dos_asin - 数値の逆正弦 (逆正弦) を計算する。
• dos_asinh - 逆双曲線正弦を計算する。
• dos_atan - 数値の逆正接 (逆正接) を計算する。
• dos_atan2 - y/x の逆正接 (逆正接) を計算する。
• dos_atanh - 逆双曲線正接を計算する。
• dos_cbrt - 立方根を計算する。
• dos_ceil - 数値の上限を計算する。
• dos_chgsign - 数値の符号を反転する。
• dos_clamp - 数値を一定の間隔にクランプまたは制限する。
• dos_copysign - 別の数値の符号を付けた数値を返す。
• dos_cos - 数値のコサインを計算する。
• dos_cosh - 数値の双曲線余弦を計算する。
• dos_crossproduct - 2 つのベクトルの外積を計算する。
• dos_cullnumbers - 数値のリストをカリングする。
• dos_difference - 数値、点、またはベクトルを減算する。
• dos_div - 2 つの整数の商と余りを計算する。
• dos_dotproduct - 2 つのベクトルの内積を計算する。
• dos_dtr - 角度を度からラジアンに変換する。
• dos_e - e (数学定数) を返す。
• dos_equal - 2 つの数値をおおよそ比較する。
• dos_exp - e の数値乗を返す。
• dos_fact - 数値の階乗を返す。
• dos_floor - 数値の下限を計算する。
• dos_fmod - x/y の浮動小数点剰余を計算する。
• dos_gcd - 2 つの整数の最大公約数を計算する。
• dos_hypot - 斜辺を計算する。
• dos_interp - 2 つの数値の間で補間を実行する。
• dos_lcm - 2 つの整数の最小公倍数を計算する。
• dos_length - ベクトルの長さを計算する。
• dos_log - 数値の自然対数を計算する。
• dos_log10 - 数値の常用対数 (底が 10) を計算する。
• dos_log2 - 数値の 2 進対数 (底 2) を計算する。
• dos_max - 数値のリストから最大の数値を返す。
• dos_mean - 数値のリストの平均を返す。
• dos_median - 数値リストの中央値、つまり中央値を返す。
• dos_min - 数値のリストから最小の数値を返す。
• dos_mode - 数値リストのモードを返す。
• dos_modf - 浮動小数点値を整数部分と小数部分に分割する。
• dos_moment - 分布のモーメントを計算する。
• dos_negate - 数値の系列またはリストを否定する。
• dos_normalize - パラメータまたは値を正規化されたパラメータに変換する。
• dos_orthogonalp - ベクトルが直交しているかどうかを判断する。
• dos_orthonormalp - ベクトルが正規直交かどうかを判断する。
• dos_Parallelp - ベクトルが平行かどうかを判断する。
• dos_parameterize - 正規化されたパラメータまたは値をパラメータに変換する。
• dos_perpendicularp - ベクトルが垂直かどうかを決定する。
• dos_perpendicularto - 垂直ベクトルを計算する。
• dos_phi - ファイ、黄金比を返す。
• dos_pi - PI を返す。
• dos_pow - x の y 乗を計算する。
• dos_product - 数値、点、またはベクトルを乗算する。
• dos_quadratic - 二次方程式の解を求める。
• dos_quotient - 数値、点、またはベクトルを除算する。
• dos_random - 擬似乱数を返す。
• dos_range - 数値のリストの範囲を返す。
• dos_righthandp - ベクトルが右手系かどうかを決定する。
• dos_round - 10 進数を整数に丸めるす。
• dos_rtd - 角度をラジアンから度に変換する。
• dos_scale - 数値、点、またはベクトルをスケールする。
• dos_sign - 数値の符号を示す値を返す。
• dos_sin - 数値の正弦を計算する。
• dos_sinh - 数値の双曲線正弦を計算する。
• dos_sortnumbers - 数値のリストを並べ替える。
• dos_sqrt - 平方根を計算する。
• dos_sum - 数値リストの合計を返す。
• dos_tan - 数値の正接を計算する。
• dos_tanh - 数値の双曲線正接を計算する。
• dos_tinyp - ベクトルの長さが非常に短いかどうかを判断する。
• dos_tripleproduct - 3 つのベクトルの 3 乗積を返す。
• dos_trunc - 数値を指定された小数点以下の桁数に切り捨てます。
• dos_unitize - ベクトルを単位化または正規化する。
• dos_unitp - ベクトルが単位ベクトルであるかどうかを判断する。
• dos_vector - 2 つの点からベクトルを作成する。
• dos_wedgeproduct - 2 つのベクトルのウェッジ積を返す。
• dos_zerop - ベクトルがゼロ ベクトルかどうかを判断する。

CAD

すべてを保存し、開いているすべてのファイルを閉じる。 図面をプレビューし、外部参照を一覧表示する。

• dos_acadmem -CAD のメモリ使用量情報を返す。
• dos_acadname -実行中の CAD の製品名を返す。
• dos_acitorgb - ACI カラーを RGB カラーに変換する。
• dos_arxlist -ロードされた ARX アプリケーションのリストを返す。
• dos_cleardbmod - DBMOD (図面変更ステータス) システム変数をクリアする。
• dos_closeall -開いているすべての CAD 図面ファイルを閉じる。
• dos_cmdline - CAD のコマンド ラインまたは履歴ウィンドウからテキストを返す。
• dos_curvearea -閉じた曲線エンティティによって境界付けられる領域を返す。
• dos_custominfo -カスタム図面の概要情報を返す。
• dos_dwgpreview -図面とそのサムネイル プレビュー イメージのリストを表示する。
• dos_dwgver - CAD 図面ファイルのバージョンを返す。
• dos_extractpreview - アクティブなドキュメントのプレビュー ビットマップをファイルに抽出する。
• dos_hatcharea -ハッチング オブジェクトの面積を返す。
• dos_hideobjects - 1つまたは複数の CAD エンティティを非表示にする。
• dos_hlstorgb - HLS カラーを RGB 形式に変換する。
• dos_imagelist -アクティブなドキュメント内のすべてのラスター イメージのリストを返す。
• dos_isbreak -コンソールのブレークをチェックする。
• dos_isinsidecurve -点が閉じた平面曲線の内側にあることを検証する。
• dos_istextscr - CAD テキスト画面が表示されていることを確認する。
• dos_isvlide - Visual LISP IDE が開いていることを確認する。
• dos_layerlistbox -Windows ダイアログ ボックスに CAD レイヤーのリストを表示する。
• dos_linetypebox -CAD の線種選択ダイアログ ボックスを表示する。
• dos_lisplist -ロードされた LISP ファイルのリストを返す。
• dos_massprops -3D ソリッド エンティティの質量プロパティを返す。
• dos_olelist -アクティブなドキュメント内のすべての OLE オブジェクトのリストを返す。
• dos_plinecentroid -閉じた平面ポリラインの重心を返す。
• dos_plinewinding -閉じたポリラインが時計回りに巻くか反時計回りに巻くかを決定する。
• dos_progbar - CAD ステータス バーの進行状況メーターを操作する。
• dos_proxyclean -現在の図面からすべてのプロキシ オブジェクトを削除する。
• dos_proxycount -現在の図面内のプロキシ オブジェクトの数を返す。
• dos_purgexdata -エンティティに添付されているすべての xdata を、 APPNAME.
• dos_rgbtoaci -RGB カラーを ACI カラーに変換する。
• dos_rgbtogray -RGB カラー値をグレースケールに変換する。
• dos_rgbtohls -RGB カラーを HLS 形式に変換する。
• dos_saveall -開いているすべての AutoCAD 図面ファイルを保存する。
• dos_show - CAD ウィンドウの表示を制御する。
• dos_showobjects -1 つまたは複数の CAD エンティティを表示または再表示する。
• dos_slblist - CAD スライド ライブラリ ファイル(.SLB)内のスライドの名前をリストする。
• dos_summaryinfo -図面の概要情報を変更して返す。
• dos_xreflist -外部参照ファイルのリストを返す。

システム

システム情報の取得、リストの並べ替え、システムの日付と時刻の変更、キーボードの操作、サウンドの再生。

• dos_adminp -現在のユーザーの管理ステータスをチェックする。
• dos_asynckeystate -キーがアップかダウンかを決定する。
• dos_beep -Windows サウンドを再生する。
• dos_capslock - Caps Lock キーを操作する。
• dos_cdate -フォーマットされた日付/時刻文字列を返す。
• dos_clipboard -Windows クリップボードのテキストを返すか設定する。
• dos_cmdargs -AutoCAD の起動に使用されるコマンドライン引数を取得する。
• dos_computer -コンピューター名を返すか設定する。
• dos_date -システム日付を返すか設定する。
• dos_guidgen -ランダムなグローバルに一意の識別子を返す。
• dos_hostname -システムのホスト名を返す。
• dos_htmlhelp -HTML ヘルプ ファイルの内容を表示する。
• dos_ipaddress -システムの IP アドレスを返す。
• dos_isacad64 - CAD が 64 ビットかどうかを判断する。
• dos_ispoweruser -現在のユーザーのパワー ユーザー ステータスを確認する。
• dos_iswin64 -Windows が 64 ビットかどうかを判断する。
• dos_macaddress -システムの MAC アドレスを返す。
• dos_mem -システム メモリ情報を返す。
• dos_nicinfo -システムのネットワーク アダプタに関する詳細情報を返す。
• dos_numlock - Num Lock キーを操作する。
• dos_pause -プログラムの実行を一時停止する。
• dos_printscrn -画面キャプチャ ユーティリティ。
• dos_scrolllock - Scroll Lock キーを操作する。
• dos_sortlist -数値または文字列のリストを並べ替える。
• dos_speaker -PC スピーカーからサウンドを再生する。
• dos_systemmetrics -指定されたシステム メトリックまたはシステム構成設定を取得する。
• dos_tickcount -デバイスが起動してからのミリ秒数を返す。
• dos_time -システム時間を返すか設定する。
• dos_username -現在のユーザーを返す。
• dos_ver -オペレーティング システムのバージョン番号を返す。
• dos_wav -波形オーディオ ファイルを再生する。
• dos_winhelp -Windows ヘルプ ファイルを表示する。

BricsCAD の実装

BricsCAD では、V15 より、DOSLib関数をネイティブ関数として実装し、既存の AutoLISPツールやアプリケーションがこの Lispインターフェースに基づいている場合の互換性を高めるとともに、Linux+Macへのアプリケーション移植をサポートするようになった。

DOSLib が提供する Lispインターフェース関数(dos_xxx)はかなり大きな量があるため、まずは要望の多い関数から始め、徐々に要望に応じて DOSLib の関数を追加していっている状況。（ BricsCAD_における_AutoLISPの仕様追加・変更履歴を参照。）

ただし、McNeel の DOSLib をすべて置き換えることを目標とはしていないようで、Linux+Mac への移植を希望する Lisp開発者には、DOSLib関数の使用量を減らして VLE-関数や ExpressTools API関数を利用することが勧められている。 また、Windows 上で動作する Lisp アプリケーションの場合、DOSLib モジュールのロードを継続することが強く推奨されている。 これらの DOSLib関数は、現在、.NET Framework 2.0 として提供されている。

DOSLib for Linux + Mac でサポートされている関数

BricsCAD V22 時点

• CAD 系関数
  • dos_acitorgb
  • dos_rgbtoaci
  • dos_hlstorgb
  • dos_rgbtohls
• ディレクトリ系関数
  • dos_deltree
  • dos_dir
  • dos_dirp
  • dos_dirtree
  • dos_mkdir
• ファイル系関数
  • dos_copy
  • dos_encrypt
  • dos_fileex
  • dos_getdir
  • dos_getfilem
• インターフェイス系関数
  • dos_popupmenu
• 文字系関数
  • dos_strtokens
  • dos_strtrim
  • dos_strtrimleft
  • dos_strtrimright
• システム系関数
  • dos_clipboard
  • dos_command
  • dos_guidgen