「Acad-push-dbmod」の版間の差分
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| : 次の例は、図面の変更状態の保存方法、状態の変更方法、および元の状態の復元方法を示す。   | : 次の例は、図面の変更状態の保存方法、状態の変更方法、および元の状態の復元方法を示す。   | ||
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|   (acad-push-dbmod) |   (acad-push-dbmod) | ||
|   (setq new_line '((0 . "LINE") (100 . "AcDbEntity") (8 . "0") |   (setq new_line '((0 . "LINE") (100 . "AcDbEntity") (8 . "0") | ||
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|   (command "_vpoint" "0,0,1")  ; DBMOD にフラグ 16 がセットされる |   (command "_vpoint" "0,0,1")  ; DBMOD にフラグ 16 がセットされる | ||
|   (acad-pop-dbmod)             ; 内部スタックから DBMOD を元の値に復元する |   (acad-pop-dbmod)             ; 内部スタックから DBMOD を元の値に復元する | ||
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2010年3月12日 (金) 11:07時点における版
- 構文
- (acad-push-dbmod)
- 機能
- システム変数 DBMOD の現在値を保存する。
- この関数は、システム変数 DBMOD をコントロールするために、acad-pop-dbmod 関数と共に使用される。システム変数 DBMOD を変更しないで図面を変更するためにも使用できる。システム変数 DBMOD は図面の変更を記録し、ファイル保存が必要かどうかを調べるのに使用される。
- この関数は、既定で自動ロードされる acapp.arx ファイルに実装されている。この関数はシステム変数 DBMOD の現在値を内部スタックに保存する。acad-push-dbmod と acad-pop-dbmod を使用するには、前処理に acad-push-dbmod を使用し、システム変数 DBMOD の元々の値を復元するために、acad-pop-dbmod を使用する。
- 引数
- 
- なし
 
- 戻り値
- 常に T を返す。
- サンプル
- 次の例は、図面の変更状態の保存方法、状態の変更方法、および元の状態の復元方法を示す。
 (acad-push-dbmod)
 (setq new_line '((0 . "LINE") (100 . "AcDbEntity") (8 . "0")
                 (100 . "AcDbLine") (10 1.0 2.0 0.0) (11 2.0 1.0 0.0)
                 (210 0.0 0.0 1.0)))
 (entmake new_line)           ; DBMOD にフラグ 1 がセットされる
 (command "_color" "2")       ; DBMOD にフラグ 4 がセットされる
 (command "_-vports" "_SI")   ; DBMOD にフラグ 8 がセットされる
 (command "_vpoint" "0,0,1")  ; DBMOD にフラグ 16 がセットされる
 (acad-pop-dbmod)             ; 内部スタックから DBMOD を元の値に復元する
関連事項
